加齢臭や脇汗には運動が良いの？

中高年の人は、毎日仕事に追われ、運動不足になりがちです。

 

すると、年齢による代謝機能の低下に伴い、体内に脂肪が蓄積されやすくなります。

 

その結果、活性酸素の働きによりこの脂肪が酸化されやすくなり、臭いの原因となる「ノネナール」という物質を発生させます。つまり、加齢臭の原因は、運動不足にもあると言われているのです。

 

加齢臭を抑えるカギのひとつとして、運動不足が挙げられますが、具体的にはどのような運動がいいのでしょうか。それは、いわゆる「有酸素運動」が良いとされています。

 

中でも、ウォーキングがおすすめです。毎日無理なく続けることができますし、この程度の「軽い運動」が、加齢臭対策にはちょうどいいそうです。激しい運動は身体に急激な負荷がかかるだけでなく、活性酸素がかえって増加し、マイナスの効果となってしまいます。

 

ちなみに、汗には「良い汗」と「悪い汗」があるといわれています。良い汗とは、水分に若干の塩分を含んだもので、すぐに蒸発します。したがって臭いの原因にはほとんど関係しません。